HTC Aria(S31HT)購入&2週間レビュー
■購入
発売日翌日の12月18日にHTC Aria(S31HT)をEMONSTERからの機種変更で購入しました。(Touch Diamond(S21HT)は白ロム購入)
ネットブラウズと予定管理のメイン機をT-01Aにしていたため、Pocket WiFi(D25HW)を白ロムで購入しようと狙っていたところ、イー・モバイルからHTC Ariaの発売が発表されました。
T-01Aの4.1型WVGA液晶の恩恵を受けていたので、3.2型HVGA液晶という点が気になりましたが、少なくともWiFiルーターとして使えること、あまり使わなくても580円/月で放置できること、そしてAndroidを早く使って見たかったことから思い切って購入に踏み切りました。
Andoroid機は、GALAXY Tabのようなタブレット端末か、T-01Aの代替機を狙っていたのですが、日本メーカーが参入してきたことで、もうちょっと待っていれば通話に使っているメインの携帯電話に出来そうですし、電子書籍の主流サービスがどこになるのかも分からない状況なので、今のところは待つつもりです。(←我慢できないかもしれませんが・・・)
■2週間レビュー
操作性
タッチ操作主体の端末としてはちょうど良いサイズで、T-01Aの4.1型液晶では持ち替えなければ片手で届かなかったところが、3.2型液晶のHTC Ariaでは届くので、片手操作がとてもやりやすいです。また、どうしてもタッチしにくい場合でも光学式ポインタが使えて安心です。
CPU性能は1つ前の世代で決して良くないのですが、HVGA液晶で解像度が高くないためか軽快に動作してくれ、待たされることはほとんどありません。ただ、一世代前のCPUであることで、Netfrontブラウザのように対応しないアプリがあったりするところや、将来のバージョンアップに期待できないところが残念です。
閲覧性
EMONSTERの時はQVGAによる日本語表示の荒さに耐えられなくなりましたが、HTC AriaはiPhone3シリーズと同じHVGAの3.2型なので必要十分という印象です。
T-01Aの4.1型WVGA液晶に慣れてしまっていたので耐えられるか不安だったのですが、ウェブブラウズや2ch閲覧程度なら不満はありません。
ただ、小説や漫画などの読書となると解像度の荒さがも目立ってきて厳しいと思います。このあたりの不満点を解消するためには、閲覧用にタブレット端末を購入するか、もう少し大型のAndroid携帯電話を購入するかの選択になると考えているのですが、どちらが自分にベターなのか思案中です。
日本語入力
AndroidはIMEが切り替えられるところもiPhoneにない魅力の一つです。HTC Ariaの標準IMEもそこそこ使いやすかったのですが、現在はATOKを使っています。インストールにはb-mobileのSimを使いました。ATOKはフリック入力も魅力的ですが、アルファベットと数字キーが切り替えずに入力できるキーボードが特に気に入っています。
なお、Graffitiが使えたことは元Palmファンとしてはうれしかったです。でも、片手のタッチ操作でGraffitiは使わないですね。
バッテリー
アプリ探しや設定を頻繁にやっているので、普段使いでどれだけバッテリーが持つかはまだよく分かりません。ただ、何も使っていなくても結構減っている時があるのが気になっています。まだAndroidに慣れていないので、現在常駐しているプロセスの調査をぼちぼちとやっています。
以上、HTC Ariaは大型液晶による閲覧性よりは片手での操作性にメリットがある端末です。よくあるスペック比較では負けてしますのですが、使いやすさという点では抜群のサイズではないでしょうか。今後、このサイズで液晶以外のスペックが高い端末が出てくれることを期待したくなりました。
■基本スペック
・OS : Android™ 2.2
・CPU : Qualcomm MSM7227 600MHz
・ディスプレイ : 3.2型320×480(HVGA)TFT液晶
静電容量方式タッチスクリーン(マルチタッチ対応)
・サイズ : 約57.7(W)×103.8(H)×11.7(D)mm
・重さ : 約115g(電池パック装着時)
・内部メモリ : ROM:512MB/RAM:384MB
・外部メモリ : microSDHC(32GB)
・カメラ : 約500万画素(CMOS)オートフォーカス
・通信 : Bluetooth2.1+EDR、IEEE802.11b/g
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