LOOX U/C30購入(Viliv S5、工人舎版mbook M1ではなく)
500g以下の超小型PCであるViliv S5(約410g)や工人舎PMシリーズ(工人舎版 mbook M1)(約345g)が気になってネットで色々と調べているうちに、使用シーンの幅が広そうということで、ちょっと大きいFMV-BIBLO LOOX U/C30(約565g)の購入に至りました。
主に新幹線出張時に活躍するモバイルPCとしては、昨年7月に購入したVAIO Type U VGN-UX50と昨年11月に購入したEee PC 901-Xの2台を所有しており、以下のような使い分けでしばらく運用していました。
VAIO Type U | Eee PC 901-X | |
長所 | 約520gと小型軽量で 気軽に荷物にできる | バッテリの持ちが良い (実動5時間程度) |
短所 | バッテリの持ちが悪い (実動1~1.5時間) | 約1.1kgと若干重く大きい |
使用シーン | 使わないかもしれないけど ちょっとネットがしたい時 | 長時間ネットがしたい時 文書作成がしたい時 |
ところが、最近は、新幹線の片道時間(名古屋-東京、約1.5時間)でさえバッテリが持たないことがあったVAIO Type Uを出張に持っていく気にならず、持っていくならEee PC 901-Xという状況でした。そこで、新幹線の往復時間(3時間ちょっと)くらいバッテリが持つ超小型PCに興味があった訳です。Viliv S5や工人舎PMはバッテリの持続時間がカタログ値で6,7時間なので、実動3時間程度は使えそうです。
VAIO Type U![]() | Viliv S5![]() | 工人舎PM ![]() | LOOX U/C30 ![]() | |
OS | XP HOME | XP HOME | XP HOME | XP HOME |
CPU | PentiumM 1.06GHz | Atom Z520 1.33GHz | Atom Z510 1.1GHz | Atom Z520 1.33GHz |
液晶サイズ | 4.5インチ | 4.8インチ | 4.8インチ | 5.6インチ |
液晶解像度 | WSVGA (1024x600) | WSVGA (1024x600) | WSVGA (1024x600) | WXGA (1280x800) |
メモリ | 512MB | 1GB | 512MB | 1GB |
ストレージ | 30G 1.8HDD | 32G SSD | 16G SSD | 60G 1.8HDD |
重量 | 約520g | 約410g | 約345g | 約565g |
駆動時間 | 3.5時間 | 6時間 | 7時間 | 6 時間 |
備考 | スライドキーボード | キーボードレス | ポインティング デバイスレス | コンバーチブル |
Viliv S5は、VAIO Type Uからほとんど使えないキーボードを取り除いて更にコンパクトにしたPCということで、その代替機として惹かれました。片手でなんとか持てるコンパクトさが魅力的であるものの、操作は基本的に両手が必要で、机の上に置いて使う場合に使いづらく、キーボード付きのクラムシェル型よりも使用シーンが限られそう・・・。
工人舎PMは、キーボード付きのクラムシェル型であるところに非常に惹かれ、名古屋駅のソフマップに実物を見に行きました。ポインティングデバイスがなく、タッチパネルでの操作はLinux Zaurusの様。HTなしのAtom Z510だがネットをやるくらいなら処理速度に不満はなさそう。キーボードは隣のキーを押してしまいがちであったが許容範囲。問題は180度開かない液晶。両手で持って親指打ちしようとすると、上から液晶をのぞき込むような感じになるが、視野角が狭く視認性が悪い。新幹線の座席にもたれかかって使う際に支障がありそう・・・。
という感じで楽しみながら悩んでネットをしていたら、たまたまLOOX U/C30について書かれているブログが目にとまりました(発売当初は欲しくて仕方がなかったのに、その存在をすっかり忘れてた)。
LOOX U/C30は、キーボード付きのクラムシェル型、しかも液晶がコンバーチブルタイプ、バッテリの持続時間はカタログ値6時間という優れもの。VAIO Type Uよりも大きいサイズと遅いHDDがマイナス点ですが、新幹線の座席で使う場合でも、机の上に置い使う場合でも使い勝手が良く、バッテリの持ちも良さそうです。しかも、バッテリの持ちに不満が生じれば、カタログ値約11.3時間の大容量バッテリーを1万3千円程度という比較的安価で購入できます(VAIO Type Uの大容量バッテリは3万円超なので購入を諦めた)。また、遅いHDDに耐えられなければSSDに換装も可能です。中古で4万円ちょいのがあったので、いきおいで購入と相成りました。「使わないかもしれないけど、とりあえずPCを持っていこう」という使用シーンで活躍を期待しています。
正直、工人舎PMのコンパクトさには未練があるので、そのうち安くなったら誘惑に負けて、買ってしまいそうです。
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